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専門用語解説 用語・簡単解説
製作後の各寸法や特性の実測方法は以下のような器具(機器)を使い行う。
1マイクロメータ 2ノギス
3デジタル式試験機
補足説明
器具で測る時にはバネに対して平行にあてなければならず更に力加減も重要で、表現がおかしいかもしれませんが固い(強い)ものは測りやすいですが柔らかい(弱い)ものは力加減が難しい事があります。例えばノギスを当てて若干押してしまうや反対に引っ張ってしまう事の無いように慎重に行なわれなければなりません。
参考:ピッチ計算式 両端末の①研削処理有り ②無し
①{自由高-d× 座巻き数}/Na ②{自由高-d×(座巻き数+1)}/Na d=線径 Na=有効巻き数
A B
C
D
BのNt=巻数で自由長はL CのトーションスプリングのアームはAのコイルの中心からです、実測はBのコイル部を含めて測りそれからコイル外寸の半分をマイナスすればAの値になる Dは6が全(総)巻き数で4が(2~5)有効巻き数、つまり一般的には総巻-2が有効巻、稀に両端に座が2巻ずつの形状も有りその場合は-4が有効になります。
計算で求める特性が指定の仕様通りで製作の場合であっても必ずしも、計算値=バネの測定の実測値とならずのことが多々有ります、又ばね定数の測定は全たわみの30%~80%で行うのが正確で従って製作依頼の際は公差が必要なのと、参考として良い箇所はその指示をします。特に密着巻は無荷重でも初張力という力があってこれには範囲があって近似値にならずの事が多々でてきます。寸法も特性も厳しい値がどうしても必要ならそうせざるしかありませんが、厳しいだけの公差を指定するのはあまり意味が無く、必要な箇所のみにして安定性能の保持(耐久、長期の作動状態)と極力無駄を無くすようにする、これが大事です。
検査だけしてほしいと依頼があって図面と数個の圧縮ばねが送られてきました、2点荷重と定数の指定も有りです、先ず寸法のチェックをすると全く問題無く良品です、次にこの特性のチェックをしたところこれも良いのですが圧縮量が多いようで2回目の計測では長さが0.5mmほど減少してしまっています、これは全たわみの80%以内で作動させるところを80%を越す圧縮が原因であろうと推測、実際80%以内では何の問題も有りませんでした、寸法にも特性にも厳しいだけもよくありませんが全く公差がないのも良くないので付けるように報告。
この事例はちゃんと説明をしない方が悪いのですが近くな為、注文する際や完成品を当社に取りに来られる方がいます、特に押しバネは機械から出てきたものは完成品と思い込んでしまう様で手に取って押したり、引っ張ったりする事があります、この状態ではまだ半完成品で後に熱処理等の工程がまだ残っています、もちろん説明して手に取らないようにしてもらっていますが、説明のタイミングが遅いと早速やってしまう方がいます、それを元に戻されてしまうと検査が大変になってしまいます、この事は完全に完成品であってもなるべくしない様にしましょう指定のたわみ量以上の変化を加えてしまうこともありえます。
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