先ず、検索の時、大分類として1.スプリング 2.ばね 3.バネ この1〜3の内1つを選択し必ず入れ、次に目的の第2、3のキーワードを選び追加してみます。3つの大分類の内1つ入れ後は目的の言葉を2つ以上にするとおそらく希望するものが多く検索されるはず、1のみでは、コンサートやセール等の季節の春を関連させるのがおおく、2と3も同様に地名などが沢山掲載されてきます。1つのキーワードでは関連件数が膨大で数百万件もの中から得るのは大変です、従って第2、3のキーワードを足しての絞り込みが必要となりとても有効です。
第2、3のキーワードは購入なら注文、販売、通販、購入、製造、試作等を入れ、一般的ばねの情報は設計、計算(式)や具体的専門用語等を選び追加すると、それで数多いなかからかなり絞り込まれ結果が掲載されます。
もし希望や目的を短文にできればワードでなく短文をいれてみるのもよく、手元に見本(サンプル)があれば、例えば”見本と同じバネ製作”や”サンプルの30%強い又は弱いスプリング”と言う様にワードで無く短文でも良いです。
ここまでのことくらいは分かる、又はもうその様にしている方もいるかもしれないので、この次ではもう少しバネ専門用語を使っての選択方法を紹介します。
ばねの種類は大変多く、更に同種でも呼び名が沢山存在しています、従って種類や材質も分かれば具体的にそれをインプットするとより絞り込みが出来ます。例えばこの位の数量又はこのばねは得意というのもあり、特注や少数も得意で有ると受注したい訳で安価で早急対応もしてもらえる可能性が非常に高くなる。大分類のワードが社名になくても〜発条、〜発條が付いている所は選択の候補となります。
上の写真のA〜Cを見て種類が分かりますか?、Aは圧縮、押し、圧縮コイル、の後に、Bは引張り、引き、引張りコイル、の後に、Cはトーション、ねじり、ねじりコイル、キック、戻り、の後に大分類の3語のうち1つを入るだけでかなり絞り込め、ステンレス材、ピアノ線、硬鋼線、と材質を入れると更に絞り込めます。
何とか絞り込みが出来次は問い合わせです、メール、電話、FAXが手段となるが簡単なのは電話連絡、どこでも宣伝文句は良いことばかりで、話すと応対の仕方などで何となくでもそこの雰囲気が分かります。大量注文がどこでも受けたいものだがそのような発注が不可のお客様も大勢おり、1ヶから100万ヶまで受注と宣伝文句があるのに1ヶや極少数を言ったら態度が変わるようならそこは大量の発注がほしいのだと判断し選び直しが良いと思います、仮に受注してもおそらく高額で納期もかなり取られると思います。個人購入はその旨を必ず話し個人取引の有無(個人との直接取引はしないも多く有り)を確認してください。個人情報を提供し登録制をとる形態のところもあります。
購入が目的の場合、当然ですが見積もりを取るのは必須、但し大至急では納期が優先であるので見積もり額と共に納期も確認して下さい。もし満足出来きない時には遠慮なく選び直し他社へ依頼して下さい、金額、納期に関して会社による差はほとんど無い範囲だろうと判断するのは間違いで結構な開きがでる場合も多く有るものです。ぞくに相見積もりと言われる複数に同時依頼して比較したり交渉できそうと判断できたら具体的な値段や納期で交渉してみるのも上記で述べたように得意なら受注したいはずで上手くゆくかもしれない有効な手段です。
町工場から上場している立派なところまで日本全国には存在しており、安かろう悪かろうの言葉は、今の日本では、ばね業界に限らず当てはまる所はやっていけません、良いもの作るこれは当然で、あとは価格、納期、精度と安心取引きで勝負です。家庭のドアノブや郵便受け、ごみ箱のふた用が一個壊れた時に大手だから安心と注文をしても受けてもらえる可能性は低いかもしれません、最低ロットが1000、100ということも有り、何百人、何千人の従業員がいる所で1個〜数個となるととても高額になってしまいます。身のまわりのあらゆる種類の製品に組み込まれるスプリング1個の損失や破損で使えなくなってしまい、困った経験をした方は大変に多いと思います。一般の方は、直接発注の経験はあまりないかもしれませんが、どうぞ直接して下さい、1個やごく少数の仕事は個人取引もしてくれる町工場の出番です単体の特注や少数も受注してくれます、これからは物を大事に長く使ってゆく時代、一時は使用不可になった製品のバネが復活して便利な存在となるでしょう。